ハンバーガーのキッチンカーまたは、クレープ、ホットドックなどのキッチンカーを始めるのにどのようなキッチンカーにすれば良いかな?
どこで購入できるの?カスタマイズはできるの?と多くの疑問、悩みが出て来ます。
実際メニューの開発を進めていてもキッチンカーがなければ販売することも出来ません。
キッチンカーにもこだわりたいけど時間がないのが現状ですよね。
このキッチンカー制作まとめ記事では、それらの疑問、悩みを少しでも軽減できる内容をまとめてます。
めんどくさいからある程度出来てるのって売ってるの?
流行っているのよ。牽引タイプやワーゲンのようなクラッシックカーや
軽トラで完成されているものまで様々あるよ。
自分に合ったスタイルを購入すると良いと思うよ。
ハンバーガーキッチンカーのおすすめの車種は?
ハンバーガーという商品を売る場合、ある程度スタイルを大切にするべきだと思います。
幕内弁当を売るわけではなく、そのスタイルやライフをのせて売る商品はある程度、車種にもこだわって方が良いです。
なぜこだわった方が良いかと言いますと、出店の頻度が上がるからです。
おしゃれなアンティークショップに1枠の出店スペースが合った場合、ハイエースにワーゲンのマークを付けたキッチンカーと、ワーゲンのタイプ2ではお店側、主催者は後者の方に出店してもらいたいものです。
また、これらの車種はメンテナンスにもお金がかかるため使用している人が少ないので、インスタなどで投稿するだけで主催者から出店依頼が来る場合もあります。
大きなイベントでは目立つことが大切なので、トラックタイプが良いとか、アウトドアイベント主体で出店したいのであれば、4WDやバスなんかでキッチンカーをして行くのも面白いです。
コーヒーだけの出店で近郊のみをターゲットにするならリヤカーのキッチンカーなんてのも流行ってます。
この投稿をInstagramで見る
要は自分のスタイルに合わせた車種を選ぶ方が良いということです。
自分スタイルのキッチンカー車種を選ぶデメリットは?
実はデメリットもあるんです。
これらの自分スタイルの車種でキッチンカーやフードトラックをしている方は、主催者から声がかかることが多くなって来ます。
そのなると、仲間を集めて出店場所をシェアし合う仲間ができにくいデメリットがあります。
どちらかというと、群れずに1匹狼タイプのキッチンカーさん向けではありますが私はこのタイプが好きです。
かっこいいですよね。ベンツのトラックやワーゲンを使ってるキッチンカーさんって
目的意識を明確にしてキッチンカーをスタートする
なぜキッチンカーを始めたいのかを明確にすることは大切です。
売るものはなんでも良い、おしゃれなキッチンカーで人の集まるコミュニティー的な運営をしたいのであればキッチンカーにこだわり、商品を売りたい気持ちが強いのであれば商品力に力を入れる
ビジネスは商品力+集客力+販売力で構成されていて、それらをバランスよく仕組み化したのがマーケティングです。
商品力をあげたからと言って売れるわけではなく、やはりキッチンカーの見た目も大切であるのです。
神戸にはEAT LOCAL KOBEというマルシェがあるのですが、豆腐屋さんや農家の人が軽トラで売りにくるのですが、おしゃれなんです。
白の軽トラなんですがおしゃれなんです。
陳列(販売力)に力を入れておしゃれなんですよね。
こうゆう出店者が集まるイベントは成功するんですよね〜。
キッチンカーのレンタルでまずはスタートする
キッチンカーにこだわりたい人ではなく、まずは出店して商品を届けたい人向けなのが、レンタルキッチンカーです。
レンタルキッチンカーは全国にあるのでgoogleで検索すると地域のレンタルキッチンカーが出て来ます。
https://www.work-and-place.com/rental/kitchen-car/
ただコストはかかってくるのと、許可書に対応しているかの注意が必要です。
詳しくはまた書かせてもらいます。
オリジナルのキッチンカーを制作する
これはトラック主体やハイエース主体となるのですが、私の知る限りハイエーススタートでトラックに変更する方や、軽トラ主体でハイエースに変更する方が多く感じられます。
売上げが上がってきたら、商品の提供効率をあげて、調理工程のやりやすさを考えて大きくするようです。
トラックであったらおしゃれというよりは何を売っているかを一目でわかるデザインが求められて来ます。
この投稿をInstagramで見る
こんな感じのフードトラックやキッチンカーが多いです。
制作会社もパターンが決まっていて制作費も抑えられるかもしれないです。相場は制作費100万円〜150万円です。
国の規定がこの最近よく変わってますので、その辺りのメンテナンスにも相談できる制作会社が良いと思います。
また制作は内装のみの会社も多いので予算を考える際に注意が必要です。
キッチンカーラッピングやのぼり、タペストリーなんかの予算もプラス必要です。
ラッピング代金はフルラッピングなどで変わって来ますが30万円〜ぐらいです。
オリジナルのキッチンカー・フードトラックは結構な予算が必要になってきます。
これに商品の仕入れや専門機材などを考えると300万円〜500万円は開業に必要になって来ますので、コロナ禍で打撃を受けた飲食店さんには結構きつい金額になって来ます。
クラシックカーを使ってキッチンカーを始める
クラシックカーは車体価格は、通常のキッチンカーよりは高いですが、車体ラッピングや大きな登りは必要ないです。
ただ車のメンテナンスが必要になります。
クラシックカーであっても国の基準は変わりませんのでその辺りをクリア出来る車体を見極めるのが大切です。
よく見るのであればワーゲンであったりしますね。
カフェのキッチンカーをしたいのであれば、申し分ない雰囲気を出してくれます。
ワーゲンタイプ2でキッチンカー
この投稿をInstagramで見る
キッチンカーが並ぶイベントより、おしゃれな雑貨屋さんや大学のキャンパスで1台出店がとてもおしゃれです。
アメリカンスタイルのバスでキッチンカー
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
かなり出店場所には困りますが、このバスでキッチンカーをしている方は少ないです。
イベント主催者へのアプローチができれば、大きなイベント出店に無料で出店できたり、レンタルすることで収益は取れると思います。
フィアットパンダでキッチンカー(テント)
フィアットパンダはとても小さいですが、可愛さが満点で存在感のあるクラシックカーです。
小さすぎて後部座席を全開でもキッチンカーなんて出来ません。
その場合は、テントブースでの出店になりますが、許可を取るのには別途キッチンがある店舗を借りる必要があります。
でもフィアット+テントってめちゃくちゃ良くないですか?
テント内も飲食できるようにして、キャンパーのおしゃれ配置なんてのも参考にすれば最高に良いブースが出来ると思います。
私はこのパターンでハンバーガーの出店を目指そうと思ってます。
ハンバーガーキッチンカーの出店の必須設備は何?
保健所で飲食店営業の許可を取らなければなりません。その許可を取るには必須の設備がございます。
2021年6月1日より食品衛生法が全国統一になりましたので、詳しくは各自治体にお問い合わせ下さい。
換気扇
ほとんどの自治体で設置は義務づけられております。
シンク
こちらもほとんどの自治体で設置義務がございます。
調理用と手洗い用の2つ必要です。
給排水設備
2021年6月以降は非接触水道の導入が義務付けられました。
今までのキッチンカーで許可を得た人はほとんど非接触水道は設置されてないかと思いますが、今amazonとかで簡単に蛇口につけるだけで
非接触水道になるアイテムが5000円ほどの購入可能です。
給水タンク・排水タンク
排水タンクも全国統一されました。
排水量の40L,80L,200Lでキッチンカーで出来る調理工程が異なりますので注意してください。
間仕切り
自治体によっては運転席と調理場に間仕切りが必要です
冷蔵庫
アイスなんて使うサービスは必須ですが、夏のキッチンカーは地獄のように暑いです。
食材の衛生面を考えても必須の設備です。
収納棚
食品や食器、調理器具、などを収納する扉付きのスペースも必要です。
自治体によっては厳しくチェックされる設備です。
照明
自治体によって明るさの基準はこれ以上でないとダメというところがありますので注意が必要です。
許可についてはまた詳しく書かせてもらいます。
キッチンカー許可は大変だけど楽しい
お店を持つと同じくらいかもっと厳しい保健所の許可が必要です。
キッチンかーの設備や許可が厳しいのは食の安全を確保する為です。
これらは華やかに見えるイベントのキッチンカーさんの裏の部分ではありますが、日々の仕込み、集客、SNSの投稿、出店場所の確保と自由に見えるビズネスの裏は非常に大変で努力は必要です。