キッチンカーでハンバーガーを売れば悩み解決

キッチンカーで何を売ったら良いかを悩んでませんか?
実はキッチンカーの中でも売れる商品と売れない商品があるんです。

自分が好きな商品、自分がやってみたい商品も大切ですが、お客様は、その場で食べるならこれ、持ち帰るならこれ、小腹が空いたデザートはこれと意外と先入観で決まってしまっているんです。

私はイベントの主催、集客を行うことで、売れているキッチンカーと売れてないキッチンカーの違いを見つけることができました。

この記事ではその見つけた複数ある違いの1つ【何を売るか】をご紹介します。
この記事を読むことでこれからキッチンカーを始めようと思っている人にはプラスになると思います。

 

バーグ
キッチンカーでお店の売り上げ補填をしたいので何かおすすめある?
パテ
キッチンカーには売れる商品と売れない商品があるよ
バーグ
自分はパンケーキなんて流行っているから、それで行こうかな。

キッチンカーを始める時は周りの競合を確かめる

今のキッチンカーの出店はイベントを主体とした方法が基本になります。
これは以前のような軒先のビジネスではなく、人の集まる場所、人の集まる場所作りが集客の基本となっているからです。

アウトドアのイベントにキッチンカー10台集結!みたいなチラシを見たことないですか?
これはアウトドアのイベントを盛り上げると言うことだけでなく、各キッチンカー自体が広告となっているのです。

このあたりの話はまた違い記事で詳しく書かせてもらいますが、キッチンカー1台で出店することが少なくなっていると頭に置いていてください。

フードトラック・キッチンカーの商品は競合調査を!

キッチンカーの商品で売れる商品はやはり王道というクレープです。
イベントではかなりの行列が出来ていることが多いですが、デメリットもたくさんあります。

似てるジャンルでは、ワッフル・パンケーキです。

 

 

バーグ
クレープとパンケーキとワッフルだったら何がいい?
パテ
じゃ、分かりやすいように1つ、1つ比べてみよう!
クレープ・ワッフル・パンケーキはデザート部門です。
行列ができているのはクレープですが、デメリットはメニュー数が多いと言うことです。逆に少なくするとクレープ屋さんとしては厚みがなく、今後のSNSでの集客に影響が出てきます。薄利多売なのがクレープのイメージです。
インスタ映えを狙った商品を作っても、それはおそらく広告費と考えて商品の利益としてはマイナスなことが多いです。
売れ筋のメニューできっちりと利益をとる値段設定が大切になって来ます。
それと開業に技術と仕入れ数が多いことがデメリットになります。
これはワッフル・パンケーキにも言えることで、粉物は儲かるのですが、パンケーキも粉と卵とバターのみで売り上げが立てばいいのですが、そこはインスタ映えやイベントで他店舗に勝つにはやはりフルーツを使ったり、生クリームなどでゴージャスにする必要があります。

クレープ・ワッフル・パンケーキの3つのサービスの中であればワッフルが一番利益が出るのではと思います。

キッチンカーはハンバーガーを売れば良い!

ここでは私はハンバーガーを売ることを前提でお話をしておりますが、ハンバーガーだけでなく、キッチンカーで勝てる条件にあったものであればハンバーガーだけでなく、様々な商材サービスはあります。

 

・メニューが3つに絞れること
・仕入れの数(品目)が少ないこと
・簡単であること

 

この3つに当てはまるものであればイベント主体のキッチンカーで勝負しても勝てる見込みはあります。
5件、10件とキッチンカーやテント出店が集まるイベントでは、デザート部門と食事部門に分かれます。

ハンバーガーは食事部門になるのですが、その中でもテイクアウト部門に入ります。
似ている競合でよくイベントで見かける、私のところに出店依頼がよく来るのがピザです。

これは技術的にクレープなどと比べると簡単で意外と敷居は高いのではないでしょう
しかし、他出店のピザと戦うには(出店を勝ち取る)にはメニューを3つにする訳にはいきません。

イベント出店は出店依頼を主催者にかけるのですが、被ってしまったり、イベントによっては常連がすでにいたりと出店依頼をしたからと
全てに出店できるわけではありません。
主催者はかなりの確率でInstagramを見ます。そこでメニューは3つだけのピザ屋さんよりメニュー豊富でバラエティー豊かなピザ屋さんに出てもらいたいものです。

また、集客のところで、書かせてもらいますが、集客にはInstagramの運用は必須です。
メニュー豊富、もしくはボリューム満点の画像が必要なんです。

ここでおすすめなのが、ハンバーガーだと言うわけです

メニューはダブルバーガー、ダブルチーズバーガー、日替わりバーガーの3つです。
仕入れの品目は、バンズ、パテ、チーズ、ピクルス、とかなりの少なさ。
焼いて挟むだけで、簡単に作れます。(バイトを雇うことを考えると簡単に尽きる)

あとはオリジナルのソースを考えて、ボリューム満点の写真、日替わりバーガーの写真をインスタにアップ

ビジネスの基本の商品力・集客力・販売力の商品力とはブランディングだけではなく、粗利や純利益と行ったお金のことも大切になって来ます。仕入れ品目が少ないのも、簡単作業なのもメニューが3つに絞れるのもこの商品力を考えてのことです。

ハンバーガー以外のキッチンカーの商品は?何が良い?

ホットサンドも良いのではないでしょうか。
商品数は、日替わりを3つ作ってメニューを3つに絞る。ハンバーガーの定番2+日替わり1ではなく、日替わり3の考えです。

作業が簡単なのは言うことはなく、挟んで焼くだけです。
仕入れ品目は3斤のパンを仕入れていれば6枚切りで18枚取れます。1回の提供で2枚使って、3斤の仕入れで9人分取れます。

ここで昔からあるメニューはやはり理にかなっていました。
たこ焼きや鯛焼きを考えてみて下さい。

タコと粉とソースと青のりと仕入れ品目の少なさと低単価
鯛焼きはあんこと粉とさらに仕入れ品目の少なさに

やはり昔からあるメニューは儲かるようになっているんですね。

 

売れているけど儲からない、少ない売上げで儲かるキッチンカー

ここでまたハンバーガーのキッチンカーを推すのは私がハンバーガーを売りたいだけではなく、イベントの集客やキッチンカーの手配をしているうちに売れているけど儲かってないだろうな〜と思うキッチンカーと少ない売れ数ではあるけど儲かっているだろうな〜と思うキッチンカーがあるからなんです。

 

 

バーグ
やはりハンバーガーが良いのかな?
パテ
ハンバーガーをめちゃくちゃ推すわけではないのだけど、イベントをみてると儲かって
いるんだな〜と思えるね。

数字に置き換えて考えて見るとよくわかる

仕入れを30%として考えます。
1200円のハンバーガーの仕入れは360円です。粗利は840円です
30個売って、25,200円の粗利が出ます。(簡単に考えて)

500円のクレープの仕入れ150円です。粗利は350円です。
30個売って、10500円の粗利が出ます。

もちろん商品は違うので、計算は違って来ますが、考え方として、クレープはよく売れるので、倍の数を売ったとしても、21,000円の粗利です。簡単作業で、仕入れ品目の少ないハンバーガーの方がより利益が出てるんです。

ここで気が付かないといけないのが、よく売れているクレープのキッチンカーのメニューの数は30ほどあります。
30もメニューがあれば1日に売れないメニューもあるそうです。と言うことは仕入れはしたけど出なかったメニューがあると言うことです。次の出店で使えば良いと言うわけではなく、ビジネスなのですから、売れない商品を次に売れば良いという考えで、仕入れすることはNGなわけで、、、消費期間が過ぎればロスになるんです。

 

食品ロスは、SDGSとかそうゆうのではなく、リアルにお金のマイナスなんです。
ここをよく考えておかないと成功はまずないと言うことです。

 

・メニューが3つに絞れること
・仕入れの数(品目)が少ないこと
・簡単であること

 

このシンプルな3つの考えが大切なんです。